統計学を学ぶにあたっておすすめの参考書、及び読んでおきたい本を紹介したいと思います。
統計学
統計学入門 (基礎統計学)
難しさ★★☆☆☆(2)
言わずとしれた良書。統計学をわかりやすくかつレベルを落とさずに解説しようと東大の先生方が書いたもの。統計学の歴史や実際にどのように使われているのかがわかる具体例が多く、文系理系問わずに読むことができる。ただ、わかりやすさを主眼に置き、数学的な証明の大部分は載っていないため、数理統計学としての統計学を考えている人には足りない。証明などを除けばかなり詳しく具体例を交えて書かれているので、統計学という学問を知るために一度読んでおくのが良い。またアクチュアリー指定教科書でもあるので、受験を考える人は持っておいたほうがいい一冊。
また、これは全部で三冊ある基礎統計学シリーズの最初の本で、もう2つに「人文・社会科学の統計学 (基礎統計学)」「自然科学の統計学 (基礎統計学)
」がある。